川の水、生き物、景色、普段の生活での利用など、川をとりまく全体を川の環境として調べます。

各項目は、三択で判断していきます(判断できない項目は無記入のまま登録可能です)。

できるだけ川の写真をとり、判断した理由(わけ)を書いてみましょう。

       

第Ⅲ軸「水のきれいさ」

川の水がどのくらいきれいなのか、水の透明さとにおいを調べましょう。

     

※より詳しい情報は、環境省マニュアル「みんなで川へ行ってみよう(PDF)」をご覧ください。


①水は透明ですか?

透視度は水の濁り具合を表し、視覚的に捉えやすい項目です。透視度計(クリンメジャー)を使って調べましょう。透視度計が手に入らない場合は、アクリルパイプなどを加工して自作し、使用しても良いでしょう。透視度計のパイプに川の水を入れ、直射日光を避け、十字二重線のついた標識板をパイプ中で上下させ、十字二重線がはっきり見えた時の水深がその水の透視度になります。

透視度計を使った水の透明度の測定


②水はくさくないですか?

水そのもののにおいを判定する項目です。人為的排水(工場などから流れてくる汚れた水)などの流入によって、どのくらい影響を受けているかを知ることができます。水のにおいは、細菌や藻類、微生物などの繁殖や死滅、都市下水、畜産排水、工場排水の混入などの目安になります。容器に採った水を振り混ぜたあと、容器に鼻を近づけて、においをかぎます。川の水のにおいを直接かげない場合は、川原で感じるにおいでもかまいませんが、必ずそのことを記録しましょう。


③水はきれいですか?

有機物などによる水質の汚れを調査する項目です。この調査は、関心の高いみなさんが挑戦してみてください。測定は簡易法により調査します。使用するCODの簡易法(パックテスト®(株式会社共立理化学研究所製)やシンプルパック®(柴田科学株式会社製)など)の使い方の手順にしたがって測定します。それぞれの簡易法により、細かい手順や測定値の読み方が違いますので、使用法をきちんと読んでから測定しましょう。

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