川の水、生き物、景色、普段の生活での利用など、川をとりまく全体を川の環境として調べます。

各項目は、三択で判断していきます(判断できない項目は無記入のまま登録可能です)。

できるだけ川の写真をとり、判断した理由(わけ)を書いてみましょう。

       

第Ⅱ軸「豊かな生き物」

川の中や周辺に多くの生き物がすみ、豊かな生態系が維持されているかを、すみ場を中心に調べましょう。すみ場とは「生き物が生活する大切な場所」です。

       

※より詳しい情報は、環境省マニュアル「みんなで川へ行ってみよう(PDF)」をご覧ください。


①川原と水辺に植物がはえていますか?

川原・水際の植物を調べます。豊かな植物は、多くの生き物が生息できる場を提供します。調査地点の周辺の川原・水際の植物の様子を調べましょう。

種類が多く、たくさんはえている(3点)

ところどころはえている(2点)

はえていない(1点)


②鳥はいますか?

川や川原・水際に巣を作ったり、えさをとったり、休息したりするために集まってくる鳥や小動物とそのすみ場を観察します。調査地点の周辺にこれらの生き物のすみ場がたくさんあるかどうか調べましょう。鳥のすみ場は、えさになる虫や魚や水草がある川の中、休んだり巣作りできる水草の中、草むらや木の上などです。

水辺の鳥がたくさんいるか、すみ場が多い(3点)

鳥のすみ場があるが多くない(2点)

鳥がいないしすみ場もない(1点)


③魚はいますか?

魚の生息と川の環境は深いつながりがあります。いろいろなすみ場があれば、多くの種類の魚が生息できます。しかし、魚を見つけることは簡単ではないため、魚にとってのすみ場がたくさんあるかどうかを調べましょう。魚のすみ場は、えさになる藻や虫がいるところ、石の影、隠れられる水草の中などです。このとき、錦鯉などの観賞用の魚は対象から除きます。

魚がたくさんいるか、すみ場が多い(3点)

魚をたくさん観察できたり、すみ場が多い。

魚のすみ場があるが多くない(2点)

魚を観察できないけれどすみ場がところどころにある。

魚がいないしすみ場もない(1点)

コンクリートにおおわれ、すみ場もない。


④川底の様子と底生生物

川底の様子や川底に住んでいる生き物は、長い時間の水質の状態を教えてくれます。川底の様子と生き物の種類を調べましょう。

川底に砂や石があってうっすらと藻がついている。虫がいる。(3点)

石の表面がぬるぬるしている(藻が多い)(2点)

川底は黒っぽくて藻や虫はいない(1点)

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