特定非営利活動法人コンフロントワールドは、不条理の無い世界を実現するため、困難な生活を送る人々に対し、現地と協働して生活に欠かせない水に関する支援を実施することで、自立の後押しを行っています。
本プロジェクトでは、ウガンダ農村部で主に子どもや貧困層等の脆弱な住民を対象に、トイレ建設、貯水タンク、井戸整備、衛生教育等を行うことで、衛生設備の整備、安全な水へのアクセス向上、水衛生意識や能力向上等を図り、水衛生環境の改善を目指します。
2025年12月にウガンダ中部ブタンバラ県のゴンベ・タウン・カウンシル内ゴンベ村にある、児童数約350名のゴンベ・スタンダード・プライマリー・スクールにおいて、学校用トイレの建設を行いました。
本事業は、現地NGOであるJEDOVICが中心となって実施していますが、建設中のトイレは、「改良型伝統式ピットラトリン」と呼ばれるもので、農村部の学校や地域で広く使用されている方式です。家庭用のピットラトリンと比べ、学校用は児童数に対応するため、便房の数が多く設計されています。また、本トイレはウガンダ政府が推奨する学校レベルの標準仕様に基づいて建設されています。
これまで使用されていたトイレは、かなり前に建てられたもので、ドアがなく、男女の区別もありませんでした。また施設の老朽化により安全な使用ができないだけでなく、糞尿が溜まり、ハエが発生するなど、衛生面でも大きな課題を抱えておりました。

トイレ建設においては、し尿を貯留するためのピットの掘削作業および、レンガを積み上げてセメントで固定する基礎・壁部分の施工をしました。こちらのピットは縦4メートル、横1メートル、深さ約18メートルで掘削されており、通常は20~25年間使用できる設計となっていますが、使用可能な期間は利用する児童数によっても変動します。
また、以下の写真では、作業員がピットの掘削やレンガ積み作業を行っている様子、また、鉄筋を用いた型枠を設置し、コンクリートを流し、トイレの基礎部分の作業を進めている様子が確認できます。
今回新設したトイレは、男の子用・女の子用をそれぞれ2基ずつ設置し、木製のドアも取り付けることでプライバシーにも配慮しました。さらに、隣には洗身用スペースも設け、これまで以上に衛生環境の向上が期待されます。
子どもたちも新しいトイレの完成をとても喜んでいて、これまでも自分たちで丁寧に掃除をしながら使ってきたとのことですが、これからも大切に使ってくれることを願っております。
今回新しく建設したトイレ
トイレを使用する子供たち