「ネパールにおける安全な飲料水供給のためのヒ素検査と除去フィルターの普及活動」の成果論文がScienceDirectに掲載されました。
当財団の助成金を得て活動された、東京大学大学院新領域創成科学研究科 国際協力学専攻 資源環境管理学分野の坂本麻衣子先生の成果論文「ネパールにおける安全な飲料水供給のためのヒ素検査と除去フィルターの普及活動」が、
学術文献サイト「ScienceDirect」に掲載されました。
おめでとうございます。
※引用を付ける限り、自由に掲載や内容の活用ができます。ぜひご高覧ください。
論文掲載ページ
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2352801X25000414
ガンジス川流域には地下水ヒ素汚染問題がある一方で、ネパールにはその地下水の飲用を余儀なくされている地域があります。本活動では、住民が自らリスクを評価する術がないという問題に焦点を当て、ヒ素検査の提供、検査の入手可能性の周知、定期的な検査の必要性について意識啓発を行うことを主な目的としています。
ネパールでは、カウンターパートとして、国際プロジェクトの経験が豊富なUrban Environment Management Society (UMES)に、ヒ素検査やKAF(現地で普及しているヒ素除去フィルター)交換等の現地業務を委託しました。
2023年7月 ネパールでの活動風景