Home財団の概要
この度、企業活動とは別の形態で「水」をベースに「社会インフラ」のあり方を新たな視点から模索・構築する組織、すなわち「日水コン水インフラ財団」を、2020年7月22日に設立いたしました。
この財団では、社会にとって必要不可欠な存在である水を、改めて人々に認識し直してもらうため、世の中が大きく変化しているこのタイミングで、地域における水の意味や価値を社会インフラと共に捉えなおし、さらなる付加価値の向上(Value-Up)を目指してまいります。この組織を介して関係する皆様方が「集い・語り」その輪を広げ、人々のネットワークが構築できればと願っております。
また個人的には、企業人として「水」と共に歩んできた人生の終盤戦において、企業活動とは別の形で社会的に意義のある活動に関与できることを心より嬉しく思っております。次の世代に何かを残せるよう、使命感と高い志を持って取り組んでいく所存です。命を使って取り組む価値のある活動だと認識しております。
皆様方のご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。
理事長 野村 喜一
水は、生命を育み、そして社会生活、経済活動にかけがえのない資源であります。株式会社日水コンは、創業以来、社是である「高度の技術を提供し、社会公共のために奉仕する」を企業理念とし、地域に寄り添って水インフラの整備、持続に向けた事業を通じて水環境の保全と安心・安全な社会の発展に貢献してまいりました。
近年、水インフラを取り巻く外部環境、特に地方都市における人口減少、水道・下水道事業運営体制の脆弱化、全国的な水道・下水道施設の老朽化、そして頻発する水災害などの中、地域における水インフラを適切に守り、持続し次世代へ引き継いでいくことが大きな課題となっております。このような課題の解決に向け、地域に合った水インフラ技術や持続可能な運用システム、人材の育成、さらには水文化の継承をより進めていくことが大切と考えております。
この度、こうした状況と水インフラ企業の社会的な立ち位置を鑑み、SDGsへの取組みの一環として、事業とは別の形態で「一般財団法人 日水コン水インフラ財団」を設立し、水インフラの持続と発展に係る人材育成・水文化継承、研究・技術開発、事業促進などの諸活動への助成・支援等を行うことといたしました。
理事長 | 野村 喜一 | (株)日水コン 代表取締役会長 |
常務理事 | 椙 道夫 | (株)日水コン 事業統括本部技師長 |
理事 | 磯部 光徳 | 日本水道新聞社 取締役 |
理事 | 酒井 彰 | 流通科学大学 名誉教授 |
理事 | 佐藤 裕弥 | 早稲田大学研究院 准教授 |
理事 | 吉岡 律司 | 矢巾町 企画財政課課長(兼)未来戦略室長 |
監事 | 亀田 泰広 | 野村キャピタル・パートナーズ(株) 企業投資部ヴァイスプレジデント |
監事 | 八木 太一 | (株)日水コン 管理本部管理部副部長 |
石井 晴夫 | 東洋大学大学院経営学研究科 客員教授 |
小川 健一 | (一社)日本管路更生工法品質確保協会 会長 下水道メンテナンス協同組合 理事長 |
奥田 早希子 | (一社)Water-n 代表理事 |
北村 潤一郎 | (一財)地域活性化センター 常務理事 |
小石川 信昭 | (株)日水コン 相談役 |
森 由美子 | 東海大学政治経済学部 教授 |
一般財団法人 日水コン水インフラ財団 Nissuicon Water Value-Up Foundation
〒163-1122
東京都新宿区西新宿6丁目22番1号(新宿スクエアタワー)
定款