国際社会では、あらゆる分野で若者の参画の重要性が認識され、水分野においても若者の有意義な参画(MYE)が求められています。
MYEの実現を目指す日本水フォーラムの人材育成・啓発プログラム「ユース水フォーラム」の活動を通じ、日本各地の流域水循環の取組みにおいて、MYEが実現するための方策を検討します。
水に関する教育メソッド「プロジェクトWET」講習会受講と資料収集、国内有識者とのオンライン面談、ニューヨーク国連本部で開催された国連水会議に現地参加した高校生(当時)へのヒアリング、「ユース水フォーラム」動画募集時に実施可能なアンケートの検討、MYEの現状調査などを行っています。
また、2023年11月11日(土)には、水をテーマとした国際交流イベント『ユース水フォーラムアジア』を行いました。
2024年5月には「第10回世界水フォーラム」への現地参加、2024年8月には「水未来会議2024」の開催を計画しています。
2024年1月31日(水)東京ビッグサイトで行われた、持続可能な企業活動を支える水ビジネスの展示会「InterAqua2024」の主催者セミナーに、日本水フォーラムの人材育成・啓発プログラム「ユース水フォーラム」に参加のユースがパネリストとして登壇しました。
セミナーの1部は、日本水フォーラム代表理事 竹村公太郎氏が「利水は全て自然流下で行うー今日から歩むための課題と検討事項」と題して、講演を行いました。
2部は「50年後の環境・経済・社会とは?!」をテーマに、日本水道新聞編集長 武田教秀氏がモデレーターとなり、パネルディスカッションが行われました。
登壇者は、東京大学准教授 春日郁朗氏、EYストラテジー・アンド・コンサルティング関 隆宏氏、都留文科大学1年 堀川 咲希子氏(「ユース水フォーラム」に参加のユース)。専門家のみなさんの中で、10代の堀川さんが50年後を見据えた意見を述べられていたのが印象的でした。